基本スキンの作成方法
スキンで出来ること

PocketLaunchは簡単にスキンを作成、張替えることが出来ます。

基本スキンに必要なファイルは2つだけです。

・layout.ini(スキンに対して情報を指定する事が出来ます)
・main-background.bmp(スキンの絵素材です)

スキンの絵素材

スキンの絵素材にはBMPまたはPNGファイルを使用する事が出来ます。

スキンに対しての情報指定

スキンに対して下記のパラメータを【layout.ini】ファイルにて設定する事が出来ます。

MainArtwork
メインとなるアートワークを指定します

Edit-Width
エディットボックスの長さを指定します

Edit-Pos-X
main-background.bmpの左上を原点(0,0)として、エディットボックスの左上座標のX座標(横方向)を指定します。

Edit-Pos-Y
main-background.bmpの左上を原点(0,0)として、エディットボックスの左上座標のY座標(縦方向)を指定します。

TransparentColor
main-background.bmpで使用している色で一つだけ完全に透明にすることが出来ます。
このパラメータはHTMLでの色表現と同じように6桁の文字列で指定します。範囲は000000〜FFFFFFです

この値は 24Bit BMP ファイルを指定した時のみ指定可能です

AlphaValueOFF
PocketLaunchがフォーカスを失っている間(他のウィンドウにフォーカスが有る状態)PocketLaunchのウィンドウ全体を一定の透過率で透明にする事が出来ます。
透過率は0〜255の製数値で指定します。0が全透明、255が全可視状態です。

WindowsXPではTransparentColorパラメータと排他となり、どちらか一方のみ指定可能です。

AlphaValueON
PocketLaunchがフォーカスを持っている間(PocketLaunch操作中)PocketLaunchのウィンドウ全体を一定の透過率で透明にする事が出来ます。
透過率は0〜255の製数値で指定します。0が全透明、255が全可視状態です。

WindowsXPではTransparentColorパラメータと排他となり、どちらか一方のみ指定可能です。

TextInEditBox
PocketLaunchがフォーカスを失っている間にメインのエディットボックスに表示する内容を選択出来ます。
Clock (時計を表示します)または、
SystemPerformance (CPUパワーメモリ使用量を表示します)

Date
TextInEditBoxでClockを指定した場合、Dateパラメータでは時刻表示の表現の仕方を指定できます。

y: 年
m: 月
d: 日
H: 24時間表記の時間
h: 12時間+AM, PM表記の時間
M: 分
s: 秒

を組み合わせて、時刻表示の表現を指定します。
例:
yyyy/mm/dd H:M:s ⇒ 2006/09/26 23:05:01

dd/m/yy h M ⇒ 26/9/06 23PM 05

Date 指定が【layout.ini】に見つからない場合は【yyyy/mm/dd H:M:s】が適用されます

EnableCalendar:
カレンダーを用いるかどうかの指定です

Calendar-Pos-Delta-X:
Calendar-Pos-Delta-Y:

カレンダーの位置を指定します

また、カレンダーを指定する際にmain-artworkファイルと同じフォルダ位置にその他の画素材をPNG形式で置くことが出来ます

・LeftArrow.png (前の月を見るためのボタンです)
・RightArrow.png (次の月を見るためのボタンです)
・Mark.png (メモが有る日付に付くマークです)
・Today.png (今日を意味するマークです)
・Return.png (現在の月に戻る為のボタンです)

スキンの置き方、調整方法

PocketLaunchのインストールされている場所を仮に【C:\ProgramFiles\PocketLaunch\】とすると、スキンファイルはその下に【skin】というフォルダを作り、更にその下にスキン名になるフォルダを用意します

仮に今作っているスキンの名前を【pocket】とすると、
【C:\ProgramFiles\PocketLaunch\skin\pocket\layout.ini】
【C:\ProgramFiles\PocketLaunch\skin\pocket\main-background.bmp】

の様に2つのファイルを置きます。

ファイルを置いたら【!loadskin pocket】の様に呼び出せばスキンが変更されるはずです。
スキンが変更されたら【layout.ini】をテキストエディターで弄りながら、適宜【!ReloadSetting】を呼び出して確認しながら作業が出来ます。

【!ReloadSetting】ではBMPファイルも再読み込みされるので、BMPファイルを修正する際もこのコマンドで大丈夫です。

スキンができたら

スキンを作っていただいたら、是非連絡下さい。メールでも掲示板でも結構です。

スキンダウンロードページで紹介させて頂きたいです。